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• 和　　名
  オオホシボシゴミムシ
  学　　名
  Anisodactylus sadoensis　Schauberger

  体長10-12mm．頭頂に赤斑あり，1点や３点個体も見られた（写真）． ホシボシゴミムシとの区別点：後角は尖るが歯状にはならず側縁のラインも二次元的（写真）で，雄交尾器は内袋のキチン部が細長く（ホシボシゴミムシは細長くない）黒褐色に透けて見える．この点を参考にするとよい．その他前胸背板は基方へ強く狭まらず（写真，ゴミムシよりは狭まる），上翅基縁と肩の会合角は鈍く，不明瞭（写真）であるが，この２点については区別がつきにくい個体もある．斜体の部分は，上野俊一・黒澤良彦・佐藤正孝編著（1985）原色日本甲虫図鑑（Ⅱ）保育社に依拠した．

  　

  

  採集データ	左6月13日2012, A5, ♂,　11.99mm.　右7月11日2011,　D6, ♀,　13.32mm.

  ♂の前跗節は♀に比べ広がるが，ルーペで確認するのがよい