体長11-12mm.頭頂に赤斑があり,大青田の個体は,左右に2分あるいは3分されているものもある(写真). オオホシボシゴミムシとの区別点:後角は前胸側縁の下面に回り込むように立体的に歯状に強く尖り(写真),雄交尾器は内袋のキチン部が円形(オオホシボシゴミムシは細長い)に黒褐色に透けて見える(写真).この点を参考にするとよい.追加で前胸背板は基方へ強く狭まり(写真),上翅基縁と肩の会合角は角張る(写真)が,この2点については区別がつきにくい個体もある.斜体の部分は,上野俊一・黒澤良彦・佐藤正孝編著(1985)原色日本甲虫図鑑(Ⅱ)保育社に依拠した. |
採集データ | 左7月17日2012, A2, ♂, 9.76mm. 右6月16日2011, A3, ♀, 12,26mm. |
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♂の前跗節は♀に比べ広がるが,ルーペで確認するのがよい |